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「動くカプセルホテル」、北京から深センまでわずか11時間の寝台列車が運行
提供元:  CRI
発表時間: 2022-01-25 10:01

 一つ一つの個室、全国でただ1本の列車。北京西駅から深セン北駅までの寝台列車D 903/904が正式に運行を始めました。列車は16両編成で最高時速250キロ、午後8時15分に北京を出発し、翌朝7時11分に深セン北駅に到着します(深セン北駅からは午後7時45分に出発、翌朝7時01分に北京西駅に到着)。この列車は北京と広州、深センを行き来するビジネスマンや鉄道ファンに注目されています。

 列車は9号車の一部の空間が食堂車で、その他は寝台車となり、総定員は860人で、普通の寝台列車より3分の1ほど多くなります。各寝台には独立した車窓があるので、車両の外から見ると2階建て列車のようです。寝台は左右対称に配置され、廊下と平行で、列車の運行方向とも平行であるため、縦方向寝台車と呼ばれています。旅客が手軽に電子設備を使用できるようにするため、各個室にはコンセント、USBコンセントが設置され、寝台の上部に電灯が据え付けられ、乗客は自主的に調整することができます。さらに読書灯、ごみ袋、使い捨てスリッパなども備えられ、背もたれは必要に応じて角度を調整することができます。

 下の寝台に設置された荷物スペースには、17インチの標準スーツケース6個または超大型スーツケース2個を置くことができます。また、列車は緩衝装置と騒音抑制の設計をさらに最適化し、乗客の睡眠環境をより快適にしました。D 903列車に乗って、夜間に11時間かけて深センに着くことができます。今後、北京・深セン間を行き来するD 903/904列車がビジネスマンや観光客にとって第一の選択になる見通しです。

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外から見ると2階建て列車のように見える

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寝台個室の備え付け

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寝台個室のコンセントとUSBコンセント

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列車の車内


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