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広東省高品質発展大会、深センで開催
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-02-20 15:02

 広東省高品質発展大会が2月18日、深センで開催された。

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 中国科学院院士で深セン湾実験室主任である顔寧氏は同会議で、過去一年間にかつてない起業の楽しさを感じ、夢が実現した達成感を味わったと示した。また、深センとのハニームーンはすでにハニーイヤーになり、現在はハニーライフに向けて努めていると言った。

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 顔氏は、広東省や深セン市のスピードと強さと温かさが深く印象に残ったと感慨深げに述べた。

 「我々の研究施設はわずか半年で素建ての状態から近代的な実験室に変貌を遂げました。そこから10メートル先の向こうには「湾有引力」と呼ばれるバイオ産業のインキュベーターが設けられています。また、人材募集も同時に行われ、研究員たちは自ら実験室と関連施設の設計から機器の購入まで参加しました」と顔氏は紹介した。

 顔氏によると、神経・精神科疾患、伝染病、自己免疫疾患、生殖・発育・高齢化、神経生物学、システム・計算生物学、化学生物学などを中心に、深セン医学科学院と深セン湾実験室はすでに70名近くの人材を誘致した。

 また、BYDの董事長兼総裁である王伝福氏は同会議で、広東省深セン市に本拠を構えるBYDが設立30周年を迎え、昨年の新エネ車の販売台数が前年同期比60%以上増の302万台を超え、その数において2年連続で世界1位の座をキープしたと述べた。

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 王氏によると、昨年の全国の新エネ車の4台に1台が「広東製」であり、この割合は今後さらに上昇し続けると予測している。また、国産車の輸出急増に伴い、BYDはRORO(ロールオン・ロールオフ)式の自動車運搬船業務分野に進出し、同社初の専用運搬船は今年1月に深セン港小漠国際物流港で初出航し、今後2年間でさらに自動車運搬船7隻が次々に運用されると紹介した。

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 その他に、広東省発展改革委員会主任であり、粤港澳大湾区の建設を推進する広東省指導者グループ弁公室主任を務めている艾学峰氏は同会議で、今年は省レベルの重点的な建設プロジェクトを1508件計画し、年間計画投資額は1兆元に到達、そのうち次世代情報技術、生物学、ハイエンド装備製造、新材料などの4分野に及ぶ産業クラスタープロジェクトは370件余りで、年間投資額は約1500億元に達すると明らかにした。

 写真はすべて深セン特区報より


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