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深セン、「一帯一路」建設につながる交通網を構築
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-01-19 15:01

 1月14日午後、深農集団深セン海吉星による厳選農産物の中東への初輸送が開始された。約15トンの新鮮な柑橘、レモン、オレンジなど精選農産物を満載したトラックがゆっくりと出発し、深セン港の「海上シルクロード」を通じて遥かなアラブ首長国連邦・ドバイへと輸送された。これは深センと「一帯一路」共同建設国が海上輸送による相互連結の縮図である。

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写真:深セン特区報提供

 深セン市交通運輸局の関連責任者によると、ここ10年間、深センは海陸空による輸送の統一的に手配し、多様かつ複合的なインフラネットワークの整備を加速させ、「一帯一路」共同建設国とのインフラの相互連結はおおむね形が整った。

 陸上輸送では、国際定期貨物列車「中欧班列」である「湾区号」は、粤港澳大湾区の企業に対応するため、木材輸入専用列車、海鉄一貫輸送列車、中国・ラオス・タイを結ぶコールドチェーン列車、新疆カシュガル列車などの新路線を次々と展開し、市場需要に正確に対応している。現時点で、「湾区号」はすでに18本の輸出路線を開設し、阿拉山口(Alataw Pass)、霍爾果斯(ホルゴス)、満州里(マンチュリ)、二連浩特(エレンホト)など複数の通関地を経由し、ポーランドのマラ、ドイツのハンブルク、デュイスブルク、ロシアのモスクワ、中央アジア地域など多くの国や都市と結んでいる。2023年末現在、深セン「中欧班列」は累計576本運行され、輸送された貨物は5万4800 TEUに達した。

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写真:深セン特区報提供

 また、海上輸送では、港は「一帯一路」沿線沿いの重要な拠点である。深センの港に関しては、深セン東部の港の航路は主に欧米に通じ、深セン西部の港は主に東南アジアとアフリカに通じる。深セン市交通運輸局のデータによると、深センの港のコンテナ取扱量は連続10年世界トップ4にランクインした。2023年末現在、深センの港に開設された「一帯一路」関連航路は211本に増え、「一帯一路」共同建設国と友好関係を結んだ港は13カ所に達した。

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写真:深セン特区報提供

 このほか、順豊(SF Express)や京東(JD.com)などの物流業界の大手企業は近年、深セン空港で東南アジアへの貨物便を運航している。それのみならず、深セン空港は昨年、トルクメニスタンの首都アシガバートを結ぶ中央アジア地域への貨物直行便も開設した。深セン市交通運輸局の統計データによると、深セン空港は昨年末までに、「一帯一路」共同建設国を結ぶ旅客便20本、貨物便16本を開通した。



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