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深センの対外貿易輸出額、31年連続で全国首位
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-01-18 14:01

 深セン税関が16日に発表した情報によると、2023年の深センの輸出入額は前年同期比5.9%増の3兆8700億元で、過去最高の規模となり、中国大陸部の都市で2位を獲得した。そのうち、輸出額は前年同期比12.5%増の2兆4600億元で、31年連続でトップに立った。また、深センの輸出入額は広東省全体の46.6%を占め、広東省の対外貿易の成長率を2.6ポイント引き上げた。

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 2023年、深センの対外貿易では、「新三様(新たな三つの代表的製品)」のリチウム電池、電気自動車、太陽電池が、海外市場での「売れ行き」が好調を続けている。統計によると、2023年の「新三様」製品の輸出額は合わせて前年同期比33.9%増の887億6000万元だった。

 また、深センの機電製品の輸出は安定した優位性を持ち、うち消費者用電子製品とそれに関連する中間製品は全国で1位の座を占めている。統計によると、2023年、深センの機電製品の輸出額は前年同期比6.7%増の1兆7800億元で、同期の深センの輸出総額の72.6%を占めた。

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 2023年の深センにおける民間企業の輸出入額は前年同期比12.3%増の2兆5400億元で、65.7%を占め、全国同期の12.1ポイントを上回った。ファーウェイ、嘉泓永業、越海グローバル(YHGlobal)、Honor などの民間企業は主要な役割を果たしている。同時に、BYD、Honor、伝音(Transsion)、DJIなど深セン地元の有力企業が例年通り対外貿易の主役を担って、深センの輸出総額を2ポイント引き上げた。

 深センの保税物流業などの従来優勢産業は良好な発展の勢いを見せている。2023年、深センの一般貿易輸出入額は前年同期比14.4%増となり、その規模は2兆800億元に達した。

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 2023年、深センは10大貿易パートナーとの輸出入総額は前年同期比4.4%増の3兆400億元だった。「一帯一路」共同建設国・地域との輸出入額は前年同期比9.3%増の1兆3000億元で、輸出入総額の33.6%を占め、1.1ポイント上昇した。

 このほか、深セン税関は国際定期貨物列車「中欧班列(深セン)」の増設と増便に取り組み、深セン産の電子製品やEC貨物などの高価値品目に効率的かつ安定的な輸出ルートを提供している。統計データによると、2023年に中欧班列(深セン)は計188本運行し、貨物輸送量は13万トンで、貨物の価格は46億元に達した。

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 写真はすべて深セン特区報より


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