第134回中国輸出入商品交易会(以下、広州交易会)が、10月15日から11月4日まで3期に分けて開催され、通常通りにオンライン展示プラットフォームも運営されている。
今回の広州交易会には、深センの企業が1273社出展し、46の展示エリアをカバーしており、展示ブースは計3461社に達している。深センからの出展企業のうち、国家級ハイテク企業が221社、専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)の中小企業が224社、そして「小巨人」企業(高い成長性または大きな発展のポテンシャルを持つテクノロジーイノベーション中小企業)が19社ある。
写真:南方日報提供
今回の広州交易会の総展示面積は155万平方メートルに達し、前回よりも5万平方メートル拡大された。また、展示ブースが7万4000カ所あり、前回より4600カ所近く増え、そのうち輸出向けの展示ブースが7万2000カ所、輸入向けの展示ブースが1550カ所である。
出展企業の数は前回比で3135社増え、合計28533社に達した。その中で、輸出展に参加した企業は27883社、輸入展に参加した企業は650社である。43カ国・地域からの出展企業の中で、「一帯一路」共同建設の国・地域からの出展企業が60%を占めている。
トルコテクサン輸出入貿易有限会社(Teksan)の最高経営責任者であるSukru Ozdamar氏は、「2004年から、当社は広州交易会への参加を開始しました。これにより、我々は多くの提携パートナーを見つけ、長期的な関係を築いてきました。いま、当社がトルコ市場で最大の市場シェアを持つ企業に成長できたのは、広州交易会のおかげだと考えています」と述べ、同社が今後も広州交易会に出展し続ける意向を示した。
重点市場から参加するバイヤーは積極的で、すでに215カ国・地域から来た10万人を超えたバイヤーが事前登録していることが分かった。さらに、欧州、アメリカ、アジア、アフリカからの97の商工業団体が参加し、その数は前回同期比86.5%増加した。