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深セン1~4月の対外貿易輸出入額、前年同期比3.9%増
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2023-05-27 14:05

 深セン税関によると、今年1~4月、深セン市の対外貿易輸出入額は前年同期比3.9%増の1兆800億元に達した。そのうち、輸出額は16.1%増の6726億3000万元で、輸入額は4038億7000万元に達し、引き続き安定した成長を維持している。

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写真:深セン特区報提供

 統計によると、一般貿易輸出入が全体の半分以上を占め、輸出入額は2.6%増の5545億8000万元となった。同時に、保税物流と加工貿易の輸出入額はそれぞれ2645億8000万元と2497億7000万元で、深センの輸出入全体に占める割合は24.6%と23.2%であった。

 トップ10に入る貿易相手国・地域のうち、中国・香港地区、ASEAN、欧州連合(EU)、アメリカとの輸出入額はいずれも増加し、また、インド、オーストラリアとの輸出入額の伸び率は比較的高いことが分かった。1~4月、対香港地区輸出入額は5.7%増の1816億9000万元で、全体の16.9%を占めた。続く2位~4位は対ASEAN、対EU、対アメリカで、それぞれ6.7%増の1636億9000万元、17.5%増の1224億9000万元、2.3%増の1090億9000万元だった。対インド、対オーストラリアはそれぞれ55.2%、87%増加している。また、RCEPの他の加盟国との輸出入額は2.1%増の2849億4000万元で、「一帯一路」沿線諸国との輸出入額は17.1%増の2728億3000万元に達した。

 今年1~4月、リチウム電池、電気自動車、太陽電池の輸出額は、それぞれ53.9%、12.4倍、69.9%増加した。これらの製品による対外貿易の「新三様(新たな三つの代表的製品)」は、ハイテク、高付加価値、グリーン転換をリードすることが特徴で、深セン輸出において新たな成長点かつ強みを持つ産業となっている。

 輸入に関しては、農産物の輸入額は12.4%増の362億1000万元だった。また、金の輸入額は59.4%増の158億7000万元に達した。


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