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香港メディア代表団、深センを訪問
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2023-02-28 15:02

 2月25日午前、香港メディア上層部からなる大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)訪問団は香港地区と大湾区の奥地をつなげる橋・支点とされる深センを訪れ、BYD(比亜迪株式会社)と河套深港協同イノベーションセンターを続けて視察した。

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 同日午前9時ごろ、同訪問団は新エネ自動車企業のBYDを訪れた。BYDのスタッフは訪問団に同社の発展歴史、特許技術の研究・開発などの状況を紹介し、最新の電気自動車(EV)などを展示した。

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 紹介によると、BYDは現在4万9000人以上の技術研究開発者を有しており、特許出願件数は1日あたり11件、特許取得件数は1日あたり9件に達している。現時点で、BYDは全世界における特許出願件数は累計3万8000件、特許授権件数は2万6000件に達している。

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 訪問現場では、BYDのEV試乗車を運転した多くの訪問団のメンバーが、BYDの製造能力に感服し、BYDのような国産新エネ車があることを誇りに思っていると話した。

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 その後、訪問団一行は車で河套深港協同イノベーションセンターを訪れ、考察を行った。同センター44階に上がり、河套深港科学技術イノベーション協力区を見下ろすと、深セン河が両岸の深センと香港をしっかりと結びつけている景色が目に映る。

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 「一河両岸」「一区二園」の特徴により、同協力区に「香港特別行政区」と「深セン経済特区」の二重制度の優位性を持たせ、人員、資金、技術、情報などの要素が効率的かつ便利に流通している。

 深セン市発展改革委員会の王浚副主任は記者団の取材に対し、「今年は河套深港科学技術イノベーション協力区建設の推進を加速させ、同協力区に関する発展計画の早期公布を促し、20の重要的な企業研究・開発センターと10以上の香港・マカオ科学研究機構を導入し、グレーターベイエリア国際科学技術イノベーションセンターにおける重要な要所と深港科学技術イノベーション協力の新たなベンチマークとなるよう努力する」と述べた。

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 深センを訪問した行程について、星島新聞グループ行政総裁兼社長の蔡晋氏は、「深センは活気に満ちあふれた都市で、科学技術が盛んに発展していると感じました」と語った。また、蔡氏は、将来、香港と深センないし広東省との協力の中で、科学技術成果の転化と協力に力を入れ、共同でグレーターベイエリアの革新的な発展を推進すると考えている。

 写真:香港商報、深セン衛視深視新聞、および南方+提供


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