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深セン前海:8言語で国際商事紛争を解決
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2022-06-14 10:06

 深セン市前海合作区人民法院(裁判所)はこのほど、外国語調停サービスの機能を十分に利用し、日本語が堪能な特別招聘調停員を派遣して商事紛争事件の調停を主宰させることで、日本籍当事者の借金トラブルを効率的に解決した。

 2022年初め、前海裁判所は「ADR国際商事紛争解決センター」を設立し、外国及び中国香港・マカオ・台湾地区に関わる商事事件のADR(裁判外紛争解決手続)解決方法を積極的に発展させ、国際競争力のあるADR紛争解決人材システムを構築する。また、訴訟、調停、仲裁が互いに独立しつつも互いに関係し合った国際的・地域的商事紛争解決センターの構築を加速させ、前海が世界競争力のあるビジネス環境を整えることをバックアップする。

 現在、前海裁判所のADRセンターは8言語で調停作業を展開している。そのうち英語、フランス語、韓国語の3言語の調停サービスは予約する必要はない。ロシア語、ドイツ語、スペイン語、日本語、カザフスタン語の5言語の調停サービスについて、当事者は2営業日前の申し込みが必要である。


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