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香港のベンチャー企業が深セン前海で発展する理由とは
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2021-11-24 21:11

 カナダのダニエル・ダンブリル氏は16万人以上のファンを持つユーチューバーであると同時に、深センで十数年暮らしたビジネスマンでもある。GDTodayのゲストキャスターとしてダニエル氏は、「前海はなぜ香港の若い起業家の間で一番人気があるのか?」という疑問を持ち、前海探索を始めた。

 前海は深セン西部に位置し、香港に隣接している。中国共産党中央委員会、国務院が9月6日に印刷・公布した「前海深港現代型サービス業協力区における改革開放の全面的深化構想」に基づき、前海協力区は粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市圏)の全面イノベーション改革試験プラットフォームを構築し、高水準の対外開放ターミナルを建設する。この構想では前海協力区をさらに広げ、総面積を現状の14.92km2から120.56km2に拡大するという。

 今回の番組では、ダニエル氏が前海深港青年夢工場を訪問している。青年たちはここでどんなチャンスと挑戦に出会ったか?また、インキュベーターはどのようにして彼らの成長に助力し、投資を引きつけたのだろうか?

 前海深港青年夢工場は非営利プラットフォームであり、シード期の資金、研修、ビジネスコンサルティング、人脈作りなどのワンストップ式創業支援を提供している。また、起業家のために割安で高品質なオフィススペースを提供し、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルを探す手伝いもしている。

 最新の統計によると、前海深港青年夢工場はすでに524チームの起業を支援した。そのうち、香港245チーム、台湾16チーム、マカオ1チームであり、また海外からのチームは19であった。これらの創業チームは23億元の投資を誘致し、9000万元以上もの資金サポートを獲得したということである。


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