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ピースボート「パシフィック・ワールド号」が深センに寄港
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-03-26 14:03

 3月23日午後6時頃、約1500人の海外観光客が深セン招商蛇口クルーズ母港に初寄港した、世界一周クルーズ船ピースボート「パシフィック・ワールド号」より上陸し、深センの人文景観とグルメを楽しむ旅が始まった。

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 これは、ピースボート「パシフィック・ワールド号」が初めて深セン市南山区を訪れたことであり、国際クルーズ船の再開後、広東省を訪れた最初の国際クルーズ船となった。また、深センは2024年において、同クルーズ船がグローバル航路で唯一訪れた中国の港となる。

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 深セン招商蛇口クルーズ母港の埠頭、入国審査を行う廊下、搭乗ロビーやクルーズ劇場では、少年獅子舞、漢唐舞、京劇、アコーディオン演奏、琵琶演奏などの歓迎イベントが行われた。搭乗ロビーには無形文化遺産フリーマーケットが設けられ、複数の無形文化遺産展示や体験型イベントが行われ、海外観光客に深センの若者の姿や豊かで奥深い中国の優れた伝統文化をアピールした。

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 同日の夜、海外観光客は1700年近くの歴史を持つ南頭古城を訪れた。「南頭1820デジタル展示室」で南頭古城のかつての繁栄を感じ、解説員による案内で、新安県衙などの古い建物から歴史と文化に触れる機会を得た。

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 南頭古城の旅や広東料理を楽しむグルメの旅のみならず、今回の深センの旅では、海外観光客は車で蓮花山を訪れたり、市内観光を楽しんだり、「海からグレーターベイエリアを見る」クルーズ船で飲茶を味わったりするなどのイベントも体験した。自然の風景から人文的な景観まで、深センは海外観光客の多様なニーズに対応しており、深センならではの美しさを感じさせた。

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 今回深センに寄港したピースボート「パシフィック・ワールド号」は3月24日午後に出港し、今年4月と8月には再び深セン蛇口クルーズ母港を訪れる予定である。

 世界一周クルーズ船ピースボートは国連の特別協議資格を持ち、1990年から地球一周の船旅に取り組んでいるとのことだ。

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 写真はすべて深セン交通、及び招商蛇口クルーズ母港より


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