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深セン1~2月の輸出入額、前年同期比45%増
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-03-21 15:03

 税関の統計によると、2024年1~2月における深センの輸出入額は前年同期(以下同様)比45%増の6751億8000万元に達し、同期の過去最高額となった。そのうち、輸出額は53.1%増の4414億4000万元、輸入額は31.9%増の2337億4000万元となった。

 また、深センにおける民間企業の輸出入額は1~2月において72.4%増の4836億元となり、深セン輸出入総額(以下同様)の71.6%を占め、前年同期比で11.4ポイント上昇した。そして、外資系企業の輸出入額は1.8%増の1591億8000万元で、輸出入総額の23.6%を占め、国有企業の輸出入額は12%増の314億6000万元だった。

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写真:深セン衛視深視ニュース提供

 深センは1~2月において、一般貿易方式による輸出入額が76.7%増の4060億4000万元に達した。また、保税物流の輸出入額は35.4%増の1495億3000万元となり、加工貿易の輸出入額は5.8%減の1145億3000万元となった。

 ASEANは1~2月における深セン市の最大の貿易パートナーとなり、輸出入額は58.1%増の1069億2000万元となった。中国香港、米国、EU、中国台湾がそれに続き、それぞれ12.5%増、62.4%増、20.9%増、13.5%増となった。他に、韓国、日本、インド、オーストラリア、チリとの輸出入額もそれぞれ62.6%増、40.4%増、65.1%増、109.9%増、3.5%増となった。トップ10に入る貿易相手国との輸出入総額は全体の73.9%を占めた。さらに、「一帯一路」共同建設国との輸出入額は57.8%増の2490億6000万元、RCEPの他の加盟国との輸出入額は58.7%増の1842億9000万元に達した。

 輸出に関しては、深セン1~2月の機械電子製品の輸出額は30.2%増の2955億元となり、同期の深センの輸出総額の66.9%を占めた。そのうち、携帯電話やパソコン、家電製品、音声・映像機器の輸出額は合計で24.7%増の683億7000万元となった。また、労働集約型製品の輸出額は658億2000万元で、1.6倍増加した。そのうち、家具の輸出額は117億3000万元に達し、3.8倍増加した。

 一方、1~2月の深センの機械電子製品の輸入額は28.2%増の1711億9000万元となり、同期の深セン輸入総額の73.2%を占めた。そのうち、集積回路の輸入額は26.5%増の974億2000万元となり、コンピューター部品の輸入額は1.6倍増の193億6000万元となった。同期における農産物の輸入額は3.8%増の197億元に達し、うちフルーツ、ドライフルーツとナッツの輸入額は15.6%増の102億3000万元、肉類の輸入額は13.6%減の46億元となった。


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