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深センならではのモノづくりが杭州アジア大会を彩る
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2023-09-23 11:09

 9月23日、第19回アジア競技大会が杭州で開幕した。

 杭州アジア競技大会の競技場建設、施設整備、後方勤務保障などの重要なプロセスには、深センならではのモノづくりが異彩を放っている。LEDスマートディスプレイやLEDランプポールスクリーンから、可動席や固定観客席、さらに夜景照明や通信保障など、様々な「ハードテクノロジー」や「ソフトサービス」が登場し、アジア競技大会の順調な開催をバックアップしている。

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 深セン市洲明科技株式会社(Unilumin、ユニルミン)販売・サービスシステムの李志副総裁は取材に対し、今回の杭州アジア競技大会にカスタマイズした製品について「我々が現在見ている箱型ディスプレイのデジタルコンテンツは、世界初のCOB技術を生かした屋外ビジョンで、『バーチャルなものがリアルなものに見える』効果を見事に達成しています」と紹介した。李氏によると、この屋外ビジョンはアジア大会や杭州の美しい景色などを順番に放送する情報展示・発表プラットフォームとしても利用できるそうである。

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 統計によると、ユニルミンは今回の杭州アジア大会で、総面積が4200平方メートルを超えるセンタービジョンやリボンビジョンなどの様々なLEDビジョン及び照明と表示を一体化したソリューションを提供している。

 杭州アジア大会の各会場をゆっくり歩くと、街灯の中にも「スマートスクリーン」が配置されているのが見える。杭州メインアリーナでは、太龍智顕科技(深セン)有限公司が提供した220セットのLEDランプポールスクリーンが使われており、高輝度、高リフレッシュレート、高い省エネ性能だけでなく、一斉送信・一斉受信、同時受信・同時再生、そして高画質動画再生などの機能も備えている。

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 深セン市領先康体実業有限公司は、華々しく輝いているスポーツ大会の中で、アジア大会の14の競技場に、主に可動席、固定観客席、金属スタジアムシート、木製スポーツ施設用床材などの製品を提供している。

 また、永麒科技集団(YOKE)は杭州アジア大会のメイン会場群の夜景向上プロジェクトに取り組んでいた。同社の杜秀副総裁は、「建設過程において、この高さ52メートルの不規則な建築構造を1:1で復元する必要があるので、イルミネーションの芸術的効果をよりよく表現するために、我々は専門的なドローン撮影と現地踏査を行い、大型リフトクレーンと高所作業員による設備配置などの方式を駆使して、この美学、光学、文化、創意、建築などの分野をカバーするプロジェクトをスムーズに完成させることができました」と紹介した。

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 写真はすべて杭州アジア競技大会公式ウェブサイトより


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