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香港サイエンスパーク深セン拠点が稼働
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2023-09-09 16:09

 9月7日、河套深セン・香港(以下、深港)科学技術イノベーション協力区および深センパーク区にある香港サイエンスパークの深セン拠点の運営がスタートし、第1弾として香港企業16社が河套協力区に入居した。

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 香港サイエンスパークの深セン拠点は河套深センパーク区に位置し、香港サイエンステクノロジーパーク会社によって管理されている。この拠点は香港に近く、香港側の運営モデルを採用するなどの優位性を持っている。建築面積は約3万平方メートルで、衆創空間(ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム)、独立オフィス、ドライラボ・ウェットラボ、会議室、休憩スペースが設置され、インキュベーション、量産試作、サービス提供を一体化したイノベーション・起業空間である。

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 香港特別行政区の李家超行政長官は同日、深セン拠点の稼働式でオンラインで挨拶をした。これは香港と深センのイノベーション科学技術協力の新たなスタートであり、香港特区政府は河套深港科学技術イノベーション協力区および香港パーク区を積極的に建設し、深センパーク区と連携してイノベーション・起業の天国を構築することに取り組んでいく。このうち、香港サイエンスパークの深セン拠点はこの枠組みの下で香港が深センで稼働した初のプロジェクトである。また、香港は自らの強みを活かし、粤港澳大湾区の都市群との協力を積極的に推進していくと示した。

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 香港サイエンスパークは大陸部に設立した初の拠点であり、香港サイエンスパークの深セン拠点は香港側によって運営され、国際管理規則が適用されている。また、河套深センパーク区では、初めて深センと香港の共同審査、共同支援の下で独特な政策が享受可能になった科学イノベーショパークである。

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 深セン拠点の稼働当日までに、すでに150社以上の企業が入居申込みの照会を行い、そのうち香港応用科学技術研究院(ASTRI)、大湾区創飛学院(GBA InnoAcademy)、大湾区創科快線(GBA InnoExpress)などの第1弾となる香港科学技術イノベーション機構と企業計16社が入居した。

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 写真はすべて深セン特区報より


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