8月14日、「カザフスタン―中国ビジネス交流フォーラム」が深セン大中華ヒルトンホテルで開催され、カザフスタンのセリク・ジュマンガリン副首相兼貿易・統合相一行が出席した。
セリク・ジュマンガリン氏が挨拶の中で、今年は「一帯一路」が提唱されてから10年目になり、カザフスタンと中国の間の貿易が記録的な水準に達し、両国が貿易、投資促進、交通と物流分野で協力を拡大する大きな可能性があると示した。
写真:深セン衛視深視ニュース提供
フォーラム終了後、セリク・ジュマンガリン氏は深センについて、「先端的な科学技術に取り組んでいる深センは、急速に発展している都市です」と述べた。
「40年ほど前、深センはまだ立ち遅れた農業地域でしたが、現在は世界で最も急速に発展してきた都市の一つとして知られています。これは、私たちがこのたび訪中する最初の目的地を深センにした理由です」と同氏は付け加えた。
カザフスタンはアジアの中部に位置し、豊かな鉱物資源、石油、天然ガスに恵まれている。ここ十年間、「一帯一路」によって実施された様々な投資と経済貿易協力プロジェクトは、カザフスタンの農業、工業、環境、文化および教育など多くの分野に恩恵をもたらしている。
セリク・ジュマンガリン氏の紹介によると、カザフスタンの対中輸出商品は主に原油や石油などの原材料で、製品の構造が単一である。一方、カザフスタンは機器設備、電子製品、医薬品などの高付加価値商品を中国側から輸入している。そのため、中国企業がカザフスタンへ投資するよう誘致し、地元の工業製造レベルを高めることが、彼の今回の訪中の最大の狙いの一つである。