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「フォーチュン・グローバル500」ランキングに深セン企業11社がランクイン
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2023-08-04 11:08

 8月2日、フォーチュン誌は2023年版『フォーチュン・グローバル500』を発表した。その結果、中国(香港・マカオ・台湾地区を含む)から合計142社がランクインし、そのうち深センからは2022年より1社増の11社がランクインした。

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写真:深セン特区報提供

 今回ランク入りした深セン企業は、中国平安保険(PingAn、33位)、ファーウェイ(華為、111位)、正威国際集団(Amer、124位)、テンセント(騰訊、147位)、万科(Vanke、173位)、招商銀行(CMB、179位)、BYD(比亜迪、212位)、中国電子信息産業集団有限公司(368位)、順豊(SFホールディングス、377位)、深セン投資控股有限公司(SIHC、391位)、立迅精密工業股份有限公司(LUXSHARE-ICT、479位)の11社である。中国平安保険は売上高1815億6600万ドルで、ランク入りした深セン企業の中では引き続きトップに立っている。

 今回のランキングで、BYDは新エネルギー車の技術イノベーション・突破を実現したダークホースと呼ばれている。優れた新エネルギー技術により、2022年のBYDの売上高は630億ドルに達し、順位は昨年の436位から今年の212位に急上昇し、最も順位を上げた中国企業となった。

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写真:深セン特区報提供

 中国(深セン)総合開発研究院・公共経済研究所の汪雲興所長は、「企業タイプ別にみると、フォーチュン・グローバル500にランクインした深セン企業は、民間企業がますます大きな割合を占め、深センの民営経済の実力と活力を十分に体現しています」との見方を示している。また、汪所長は伝統的な金融業や石油化学工業などの産業と比べ、ランク入りした深セン企業は科学技術イノベーションの分野で明確な優位性を持ち、インターネット、電子情報、スマート製造、消費電子などの分野に及んでおり、深センの「20+8(20の戦略的新興産業クラスター+8大未来産業)」という産業配置と一致し、そのグローバル化した事業展開を通じて、深センの都市発展に新しい空間を開拓したことを示した。


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