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粤港澳大湾区プロジェクト 黄茅海横断ルート工事高欄港大橋が結合
提供元:  CRI
発表時間: 2024-03-22 10:03

 広東交通集団は20日、粤港澳大湾区(広東・香港・マカオグレーターベイエリア)での重要工事の進捗(しんちょく)状況を発表しました。それによると、4時間近い調整と固定作業を経て、黄茅海横断ルート上の高欄港大橋が順調に結合されました。

 黄茅海横断ルートは港珠澳大橋を西方向へ延長するプロジェクトで、完成後は港珠澳大橋、南沙大橋、虎門大橋などと共に、粤港澳大湾区横断・河川横断ルート群を形成します。

 黄茅海横断ルートプロジェクトには、黄茅海大橋と高欄港大橋という二つのメインの橋があります。高欄港大橋は全浮体式分離式鋼床版箱桁橋構造を採用して、計97の梁セグメントがあり、1本当たりの標準梁セグメントの重量は370トン、鋼桁の総重量は3万5877トンで、乗用車1万1700台以上の重量に相当します。

 構造物の自重を減らし、空力性能を改善するため、高欄港大橋の主梁は分割式鋼箱梁を採用し、中間の梁で箱桁を連結しています。このような構造は吊り上げ段階の変形防止と制御に大きな課題を突き付けています。

 関係筋によると、施工線形と監視線形の誤差は10ミリ以内で、高精度の結合を実現しました。現在、黄茅海の海上ルート工事は順調に進んでおり、黄茅海大橋と高欄港大橋の五つのメインタワーはいずれも主体工事が完了したということです。


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