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深センとリヤドを結ぶ新たな国際貨物便が開通
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2024-03-20 10:03

 3月16日、サウディア航空が運航しているB777全貨物機が深セン空港を出発し、リヤドに向かった。これは深セン空港が今年増便した3番目の貨物便であり、サウディア航空が深セン空港に開設した初の定期国際貨物便でもある。

 同貨物便は毎週2便で運航され、主にEC貨物や、一般貨物、電子製品などを輸送しており、そのうち越境EC貨物の輸送量が60%を占めている。同貨物便が開通後、深セン空港からリヤドへの貨物便は毎週11便に達し、週当たりの輸出能力は1100トン以上に増加する。

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写真:深セン空港提供

 現時点で、深セン空港の貨物便は中東における4カ国の5都市に通じており、それぞれドバイ、シャールジャ、リヤド、イスタンブール、テルアビブへと運航されており、毎週の輸出入貨物便数は計38便を超える。

 サウディア航空のテディ・ゼビッツ最高経営責任者(CEO)は「整備されつつある深セン空港の航空物流ネットワークは、航空会社がより多くの貨物便を開設することにつながります。我々は深セン空港との協力を深めて、今後深センでの輸送能力をさらに向上させ、市場を開拓していきたいと考えています」と述べた。

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写真:深セン空港提供

 この1カ月間、カタール航空やサウディア航空などの海外航空会社は相次いで深セン空港での輸送能力を強化し、シンガポール、マドリード、リヤドを結ぶ国際貨物便を増便した。

 現在、深セン空港で全貨物機の貨物便を運営している国内外の航空会社は25社に達し、深セン空港の国際・地域における貨物輸送拠点は37カ所に達し、国際・地域貨物便の運航便数は毎週250便を超える。


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