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第18回文博会が深センで開館
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2022-12-30 10:12

 12月28日、第18回文博会は深センで開館し、市民に文化と科学技術、時間と空間、伝統と革新の精神的盛宴をもたらした。

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江蘇省展示エリアの「金陵図デジタル芸術展」(写真:深セン特区報提供)

 今回の文博会は特に無形文化遺産・工芸美術・芸術設計館を設置し、民族性、時代性、共同性と国際的影響力を持つ中華民族文化ブランドを集中的に展示し、宣伝する。

 山東館の「山東手作り」展示エリアでは、全国的に有名な山東漢服、陶琉、楽器、柳の編み物、文房四宝などの「文化特産」が展示されている。会場では、伝統工芸の伝承・革新の魅力を体験できる手作り技術工芸の体験コーナーも設けられている。

 河南博物院は博物館の文化創造、唐宮文化創造などのファッション製品を展示し、文人雅居の生活シーンを作り出し、文化創造の方法を用いて人々に古代の人々の生活を見せることによって伝統文化の学習をより面白くする。

 広東・香港・マカオ大湾区の展示館では、嶺南の特色を持つ潮州館が特に注目を集めており、展示館の外観設計は潮州の伝統建築の「五行山壁」、及び潮州のランドマーク建築――広済橋、牌坊街などの文化要素を見せ、来訪者の目を引いている。展示期間において、ここでは無形文化遺産の伝承者を招き、潮繍、潮彫、工夫茶などの潮州非物質文化遺産を充分に展示する。

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中国国家版本館展示エリア(写真:深セン特区報提供)

 また、今回の文博会では、多くの展示エリアが科学技術の要素を取り入れ、文化と科学技術とを深く融合させた。上海展示館の中心では、最新のC字型スクリーン装置+ホログラフィック技術を融合させたホログラフィック映画『未来の上海』が、没入感のある映像体験をもたらした。江蘇省の5G揚子江の上空を飛ぶ――裸眼3D没入型体験館では、裸眼3Dデジタル技術によって作り上げられた没入型体験を展示している。1つのレンズで揚子江の上空を飛び、科学技術にエンパワーされて斬新な視覚で揚子江国家文化公園を見ることができる。


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