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米カリフォルニア州知事が深センを訪問
提供元:  GD TODAY
発表時間: 2023-10-26 14:10

動画:GD TODAY

 10月24日、米カリフォルニア州ニューサム知事が代表団を率いて広東省を訪問した。最初に深センバス集団の安托山バスターミナルを訪れ、深センバスの電動化について理解を深めた。また、ニューサム知事がその現場でBYD(比亜迪)の電気自動車(EV)を試乗した。

 はじめに、安托山バスターミナルでは、ニューサム知事は異なるタイプのバスに乗り、充電施設やさまざまなバスのモデルについて深センバス集団から説明を受けた。また、車載向けスマート設備や充電技術などの分野についても深センバス集団側と討論した。

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写真:深セン特区報提供

 ニューサム知事は、「深センの公共交通ネットワークがわずか数年で町全体をカバーすることができるようになったことはとても素晴らしいことです。カリフォルニア州でもこのような発達している公共交通ネットワークを作りたいと考えていますが、深センのような大規模で高度な公共交通ネットワークはまだ見たことがありません。このような公共交通機関がどのように運行しているのか、また、どのようにして短時間で町全体をカバーできるまでに至ったのかを自分の目で確かめたいです。これが私たちが今回深センを訪れた理由です」と述べた。

 深センは2017年に世界で初めて路線バスの100%EV化を達成し、2018年には全世界におけるEVタクシーの導入率が最大規模の都市となった。また、2019年には深センバス集団は中国のバス会社としてはじめて国際公共交通連合(UITP)バス委員会のメンバーに選ばれた。

 また、安托山バスターミナルにはBYDの電気自動車が3台駐車されていた。ニューサム知事はそのうちの1台を試乗し、安托山バスターミナルを一周した。その場で360度回転するタンクターンを体験したニューサム知事は「信じられない」と驚いた。また、「わたしは多くの電気自動車に乗ったことがありますが、これはとても画期的な技術です。まさに近未来の技術だと思います」との見解を示した。

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写真:深セン特区報提供

 今回、ニューサム知事は23日に香港に到着し、1週間にわたる中国訪問を開始した。人的・文化的交流、気候変動、経済発展、観光業などの議題について、中国政府、地方当局および企業関連の関係者と交流を行っている。

 ニューサム知事は、環境問題が現在、極めて深刻であることを認識し、積極的に解決策と政策を求め、速やかに措置を取る必要があるとの見解を示した。また、中国は環境保護の分野での技術が進んでおり、その応用範囲も急速に拡大しているため、双方が様々な技術を互いにシェアし、発展させることを望んでいると述べた。


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写真:深セン特区報提供


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