广东省旧粮票
広東省の旧食糧配給切符
这是一张1975年的旧粮票。对于上世纪六七十年代出生的人而言,粮油票证是抹不去的记忆。在那个年代,不管是采买商品还是外出就餐,都离不开票证。从什么时候起,粮票开始退出历史的舞台呢?故事可以从一家名为“泮溪酒家”的国营餐馆说起。
これは1975年の食糧配給切符である。1960、1970年代に生まれた人にとって、食糧配給切符は忘れられないもので、記憶に残っている人も多いだろう。その時代には、商品を買うにも外食するにも、食糧配給切符が欠かせないものであった。では、食糧配給切符はいつ歴史の表舞台から消えたのだろうか?物語は「泮渓酒家」という国営レストランから始まる。
1982年4月,“泮溪酒家”正式开张迎客。刚开始生意红火异常,但不久后泮溪酒家总经理就愁眉苦脸地找到市政府反映问题。原来,有些没粮票的客人来了,点不了饭,饭店也没法通融,客人只好离开。
1982年4月、「泮渓酒家」が正式にオープンした。最初こそ、商売はとても繁盛していたが、しばらくして泮渓酒家の総経理は苦しい表情で市政府に問題を報告しに行った。元々は、食糧配給切符を持っていないお客が来店しても、注文ができず、レストランも融通できないため、お客は店を出るしかなかった。
起初深圳只有两三万人,但特区建立后,两年间三十多万人一下子涌入深圳,这些建设者大多没有把户口迁过来,第一个月粮票随身带,第二个月家里寄,到第三个月就接不上了。没有粮票,就无法买粮做饭,到饭店没有粮票也吃不到饭,他们在深圳就无法生存。因此,粮票问题成了当时特区发展遇到的一个大难题。
深センにはもともと2、3万人しかいなかったが、特区として設立されてから、2年間で30万人以上が一気に深センに押し寄せた。深センに来たこれらの建設労働者の多くは戸籍を移しておらず、最初の1ヶ月は食糧配給切符を持ってきて、2ヶ月目は実家から送ってもらっていたが、3ヶ月目になると食糧確保が困難になってしまっていた。食糧配給切符がなければ、食料品を買って食事を作ることができず、レストランに行っても食糧配給切符がないと食事もとれず、深センでは生計を立てることができないのであった。それゆえ、食糧配給切符は当時特区の発展にとって大きな難点となった。
这一现象引起了深圳市政府的注意,经过详细了解后,深圳市政府决定以泮溪酒家不收粮票作为试验。得到了市里的许可,泮溪酒家开始从农贸市场购买高价米做饭。主食、点心卖给没有粮票的客人时,价格要比交粮票的客人高。比如当时的一碗米饭,有粮票的收5分钱,没有粮票的收5毛钱。
その現象に気づいた深セン市政府は、詳しく調査した後、泮渓酒家で試験的に食糧配給切符の提出を必要としないレストランとしてやってみると決定した。市の許可を得た泮渓酒家は農業貿易市場から高価な米を購入して料理を作るようになった。主食やお菓子を販売する場合、食糧配給切符のないお客はそれを持っているお客より価格が高くなるように設定した。例えば、当時のご飯一杯について、食糧配給切符を持っている人は5銭、持っていない人は5角を支払う。
新政策试行没几天,泮溪酒家的总经理就满心欢喜地向市政府汇报:“没粮票也能吃饭, 大家都说好”!泮溪酒家的口子一开,其他饭店也纷纷效仿。
この新政策が試行されてから数日後、泮渓酒家の総経理は「食糧配給切符がなくても食事をすることができる。みんなはそれがいいねと言ってますよ!」と嬉しそうな様子で深セン市政府に報告に行った。泮渓酒家の様子を見た後、他のレストランも次々とそのやり方の模倣を始めた。
不久以后,就连企业单位的职工食堂也可以“通融”了,不用粮票“卖饭”的地方越来越多。由此,深圳迈出了率先取消粮票、放开粮价的第一步。
やがて企業の社員食堂でも「融通」できるようになり、食糧配給切符がなくても「料理を販売する」場所がどんどん増えてきた。こうして、深センは率先して食糧配給切符を廃止し、食糧価格を統制しない第一歩を踏み出したのであった。
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今日の一言メモ:今日は泮渓酒家と食糧配給切符の物語を話した。では、その切符がいつ廃止され、歴史の幕を閉じたかご存じだろうか?1960、1970年代に生まれた人にとって、食糧と油の配給切符は忘れられないもので、記憶に残っている人も多いだろう。あなたの家には食糧配給切符はないか?食糧配給切符について、皆さんにシェアしたい物語はないだろうか?「i深セン」wechat公式アカウントをフォローし、コメントをいただいた方から3名のラッキーな方にプレゼントをお届け!
来源:深圳市档案馆、i深圳
提供元:深セン市档案館、i深セン
编译:深圳政府在线、GDToday、Shenzhen Daily
編集・翻訳:深セン市政府ポータルサイト、GDToday、Shenzhen Daily