在深圳市档案馆举办的“先行之路——深圳经济特区档案文献展”中,展示着一张深圳市中级人民法院创立之初的照片。当时的深圳市中级人民法院仅以三排简陋的瓦房作为办公场地,参观者无不感到惊讶且驻足细看。
深セン市档案館で開催された「先行の道――深セン経済特区档案文献展」には、深セン市中級人民法院(地裁に相当)創設当初の写真が展示されている。当時の深セン市中級人民法院は3列の粗末な瓦ぶきの住宅を事務所としており、見学に来た人々は驚いて足を止めよくよく観察した。
1982年的深圳市中级人民法院办公地点
1982年の深セン市中級人民法院事務所
1979年3月,经国务院批准撤销宝安县成立深圳市后,原宝安县人民法院随之撤销,深圳市人民法院成立。1982年1月1日,深圳市人民法院撤销。同年2月1日,深圳市中级人民法院(下称市中级法院)成立。
1979年3月、国務院の許可を得て宝安県が廃止され深セン市に変更されたことに伴い、元宝安県人民法院も廃止され、深セン市人民法院が設立された。1982年1月1日、深セン市人民法院が廃止された。同年2月1日、深セン市中級人民法院(以下、「市中級裁判所」という)が成立した。
1982年2月1日,《关于成立深圳市中级人民法院的通知》
1982年2月1日、『深セン市中級人民法院の設立に関する通知』
资料显示,成立之初,市中级法院只有3排简易的平房,不足100平方米的办公场地,仅有的刑事、民事、经济3个审判庭同时挤在一个不足12平米的房间里办公,条件非常简陋。那时,每当集中开会,干警们要自带座椅,聚集在“竹棚礼堂”。没有审判法庭,就找别的单位借房子、借场地,没有交通工具,干警们就步行、骑自行车奔走在纠纷现场。
資料によると、設立当初、市中級裁判所は粗末な平屋3列で構成され、その面積は100平方メートルにも満たなかった。設けられた刑事・民事・経済の3つの裁判所が12平方メートルもない部屋ですし詰め状態で業務を行い、オフィス環境は非常に粗末だった。当時、会議が開かれるたびに、幹部や警察官たちは「竹棚講堂」に集まり自分で椅子を持ち込む必要があった。裁判所が足りなければ、ほかの事業所に部屋を借りたり、場所を借りたりしたこともあり、交通手段がなければ、幹部や警察官たちは徒歩や自転車に乗って紛争現場を走り回った。
如此简陋的环境,却孕育出屡创多个“全国首家”的深圳市中级法院。
そのような粗末な環境が「全国初」を多数達成した深セン市中級裁判所を生み出した。
随着深圳特区改革开放和经济建设的高速发展,经济纠纷案件大量增加,1988年,深圳两级法院受理的经济纠纷案件相当于1984年的15倍。为解决经济审判任务繁重、积案多、诉讼时间长的问题,1988年7月,市中级法院成立了全国法院第一个经济纠纷调解中心,该中心在审判方式上“以快对快”,简化程序,快速结案,到1993年,平均每件案的结案时间16天,最快的不到一小时。
深セン特区の改革開放と経済建設の急速な発展に伴い、経済紛争事件が急増し、1988年に深セン市・区レベルの裁判所が受理した経済紛争事件は、1984年の15倍に相当した。経済裁判の任務は重大で、事件が多く、訴訟時間が長いといった問題を解決するために、1988年7月、市中級裁判所は中国初の経済紛争調停センターを設立した。同センターは「迅速な」裁判方法を採用し、手続きを簡略化することで、迅速に案件に結末をつける。1993年になり、案件の平均解決時間は16日で、最速で1時間未満だった。
随着深圳“三来一补”“三资”企业的迅速发展,涉外经济纠纷也大量增多,为解决此类案件涉及面广、法律关系复杂、适用法律困难等问题,1988年7月,市中级法院成立了全国法院第一个涉外审判庭。当时全国法院受理涉外、涉港澳台案件总共200件,深圳就占了170件,涉外审判庭设立后,为全国受理此类案件的法院提供了“深圳经验”。
深センの「三来一補」「三資(中国において外国企業が設立した合弁企業、合作企業、独資企業という3種類の企業の総称)」企業の急速な発展に伴い、渉外(国際)経済紛争も大量に増加した。このような事件が広範囲に及び、法律関係が複雑で、法の適用が難しいなどの問題を解決するため、1988年7月、市中級裁判所は中国初の渉外裁判所を設立した。当時、全国における裁判所が外国や中国香港・マカオ・台湾と関連する事件200件を受理し、そのうち深センが受理した件数は170件に達した。渉外裁判所の設立は、全国でこのような案件を受理する裁判所に「深センケース」を提供した。
市中级法院的“全国首家”不胜枚举,经济纠纷调解中心、涉外审判庭的设立只是“竹棚礼堂”锐意改革的缩影。昔日的竹棚礼堂,已被信息化、现代化的办公大楼替代,临时简陋的审判庭已变成标准配置的科技法庭,市中级法院也将继续为特区的建设发展保驾护航。
市中級裁判所が達成した「全国初」は、枚挙にいとまがないほどだ。経済紛争調停センターや渉外裁判所の設立は、「竹棚講堂」が改革を揺るぎなく推進していく縮図にすぎない。かつての竹棚講堂は、情報化・現代化されたオフィスビルに取って代わり、臨時の粗末な裁判所が機能を完備した科学技術裁判所となり、市中級裁判所も特区の建設と発展を引き続き守っていく。
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来源:深圳市档案馆、i深圳
提供元:深セン市档案館、i深セン
编译:深圳政府在线、GDToday、Shenzhen Daily
編集・翻訳:深セン市政府ポータルサイト、GDToday、Shenzhen Daily