20世纪80年代末，从罗湖的蔡屋围向西望去，仅有一座最高的建筑，再往西则是一片荒芜，夜幕降临时一片黢黑。这座建筑就是当时深圳城郊分野的临界点，也是深圳坐标原点——上海宾馆。

1980年代末、深セン羅湖区にある蔡屋囲から西を見ると、高層建築物はわずか1棟のみ、さらに西に行けば荒れ果てた土地が広がり、夜のとばりが降りるとあたり一面真っ暗になるのだった。その建物は当時の深センの都市部と郊外の境目であり、深セン座標の原点でもある上海ホテルである。

上海宾馆位于深南中路3032号，始建于1983年，1985年10月28日开业，由中航深圳工贸中心、香港兴业公司、上海石化金山宾馆三家企业合办。为什么地属于深圳，却名为“上海宾馆”？这是因为它原名为“航空宾馆”，从负责人到员工也全部来自上海，有着浓厚的海派风格。

深南中路3032号に位置する上海ホテルは1983年より建設が始まり、1985年10月28日に開業した。中航深セン工貿センター、香港興業会社と上海石化金山ホテルの3つの企業が共同で設立したホテルである。深センで設立されたのに、「上海ホテル」と呼ばれているのはなぜだろうか。それは、同ホテルの元の名前が「航空ホテル」で、責任者から従業員まですべて上海出身で、濃厚な上海スタイルを貫いていたからである。

上海宾馆有着白色的哥特式穹顶、蓝色的玻璃外墙。这座仅12层楼，洋溢着上海滩风格的建筑，在如今高楼林立的深南大道上，已经不太起眼了，但在老一辈深圳人心中，上海宾馆却有着特殊的意义。改革开放之初，许多建设者来深奋斗，上海宾馆极具特色的海派风情，不仅让上海朋友有了情感寄托，也吸引了很多深圳本地人和外地人。

白いゴシック様式のドーム、青いガラスの外壁。このわずか12階建ての上海灘風の上海ホテルは、高層ビルが林立する今の深南大道ではあまり目立たなくなっているが、年配の深センの人々にとって特別な意味を持っている。改革開放の初期、多くの建設労働者が深センへ進出してきた。上海ホテルの特色ある上海スタイルは、上海から来た人々に心の拠り所となっただけでなく、深センの地元の人やその他の地方の人も多く惹きつけた。

上海宾馆之所以被称为“坐标原点”，有一个很重要的原因，是它特殊的地理位置。作为来深或返乡的必经之地，它是深圳人家喻户晓的地标建筑，是人们往返深圳的集合点，也是在市中心的落脚点。

上海ホテルが「座標の原点」と呼ばれた重要な理由の一つに、その特別な地理的位置がある。深センへ来るまたは帰郷する際に必ず通る地として、上海ホテルは深センの人々がよく知るランドマークであり、また人々が深センを往復する際の集合地点であり、そして都心で足を止める場所でもある。

如此特殊的上海宾馆，在2005年获得了一项殊荣。通过市民投票，它被评为“深圳改革开放十大历史性建筑”之一，颁奖辞是：“很多年了，一座一座的高楼，在她身边崛起……她曾是20年前深圳的地标……翻检着历史，守望着回忆。”

そんな特別な上海ホテルは、2005年に授賞された。市民投票を通じて、「深セン改革開放十大歴史的建造物」の一つに選ばれたのだ。その授賞式の祝辞では「何年も経ちました。高層ビルが次々と上海ホテルの近くに建てられました……同ホテルは20年前深センのランドマークでした……歴史を見つめ、思い出を見守ってくれました」と評価を受けた。

20世纪，上海宾馆的西边是一片稻田。而如今，深圳确定将上海宾馆以西的中心公园及市民南广场，划出约95亩土地，重新开垦为耕地使用，全力推进“都市农业”建设。已有37年历史的上海宾馆，将屹立在深南大道，继续守望着特区的日新月异。

20世紀、上海ホテルの西側は一面の田んぼだった。現在、深セン市はは上海ホテルの西側にある中心公園と市民南広場の約95ムー（１ムーは666.66m2）の土地を耕地用として再開墾し、「都市農業」の建設を全力で推進することを確定した。37年の歴史を持つ上海ホテルは、深南大道にそびえ立ち、深セン経済特区の日進月歩を見守り続けている。

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来源：深圳市档案馆、i深圳

提供元：深セン市档案館、i深セン

编译：深圳政府在线、GDToday、Shenzhen Daily

編集・翻訳：深セン市政府ポータルサイト、GDToday、Shenzhen Daily