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顔寧氏、フルタイムで深セン医学科学院に就任
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2022-11-03 15:11

 11月1日午前、2022深セングローバルイノベーション人材フォーラムで、著名な科学者の顔寧氏はプリンストン大学の教職を辞任し、深センで医学科学院を設立すると発表した。

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 顔氏は、「近い将来、アメリカから中国に本帰国し、深センでフルタイムで科学研究、成果転化、学生育成、経費援助などの機能を一体化した新型R&D機関を設立します。これは深セン医学科学院(Shenzhen Medical Academy of Research and Translation)、通称『SMART』と言います。」と述べた。

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 2017年5月、顔氏は米プリンストン大学の招聘を受け、プリンストン大学分子生物学科シャーリー・ティルマン終身客員教授に就任した。また、2019年に米国国立科学アカデミーの外国籍会員に、2021年に米国芸術科学アカデミーの外国籍会員に選出された。

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 顔氏は、「清華大学とプリンストン大学で教員を勤めることは、人生で最初に描いた2つの夢でした。深センで3つ目の夢を実現できるよう努力したいと思います。」と話した。また、演説の中で、「これから何世代にも渡り共同の努力を通じて、10年や20年後、深センが生物医薬の世界において重要な地位を占めることに期待しています。」と表明した。

 深セン医学科学院に対し政府はポストや職階の指定をせず、社会化雇用制度を用い、世界に向けて院長を募集していることが明らかにされた。

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写真:南方+提供


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