深セン市政府ポータルサイト
深セン市とつくば市の高校生がオンライン交流
提供元:  人民網日本語版
発表時間: 2022-09-26 10:09

 今年は中日国交正常化50周年にあたる。日本の友好都市との友好交流、協力を促進するため、深セン市人民政府外事弁公室は深セン市教育局と共同で、茨城県つくば市の国際都市推進課と積極的に調整を進め、両市の高校生がオンラインで交流するイベントを企画した。そして7月11日、深セン市第二外国語学校と茨城県立竹園高等学校の教員、生徒がオンライン上で交流し、親睦を深め、未来について語り合った。

0926-1.jpg

 深セン市人民政府外事弁公室と教育局、第二外国語学校、つくば市国際都市推進課、茨城県立竹園高等学校の関係者は、オンラインとオフラインを組み合わせる形でイベントに参加した。また、深セン第二外国語学校日本語クラスの生徒が、茨城県立竹園高等学校の生徒代表とオンラインで交流した。

0926-2.jpg

0926-3.jpg

0926-4.jpg

 イベントでは、まず深セン第二外国語学校の王東文校長が挨拶を行い、「中日両国は一衣帯水の隣国で、青少年の交流は中日民間交流において重要な位置を占めている。両校の生徒がオンラインで交流する今回は、両国の高校生が相互理解を促進する良い機会となるだろう。そして、両校の生徒は言葉の魅力を感じ、文化の特色を体験できるほか、両校が積極的に交流する新しい局面を切り開き、両校の今後のオープンな学校運営、グローバル化への発展を後押しし、さらに深セン市とつくば市が共に友好都市を築くうえでも良い雰囲気を作り出し、中日の青少年が手を携えて未来に向かい、共に人類運命共同体を構築する素晴らしい明日のために良い基礎を築いてくれるだろう」と語った。

0926-5.jpg

 その後、竹園高等学校の川村始子校長が挨拶し、「日中国交正常化50周年という記念すべき年に、両校の生徒が交流できることを心から喜んでいる」とした。そして、「このイベントを機に、若者が今後、相互理解を深め、共通の認識を高めることを願っている」と語った。

0926-6.jpg

 イベントでは、両国の高校生代表が、それぞれの都市や学校の発展状況について話し、それぞれの文化の特色、学校の経営理念を紹介した。

 その後のスピーチのコーナーでは、深セン第二外国語学校の生徒が中日の詩歌文化の比較や中国の名所旧跡、カメラの中の世界、中国の祝祭日といった角度から、中国の伝統文化を紹介した。一方の竹園高等学校の生徒は、好きなオリンピック選手や将来の夢、日本の小説、おすすめの観光地といった角度から、日本の青少年の考え方や生活を紹介した。両国の高校生は素晴らしいスピーチを披露し、各会場では熱烈な拍手が巻き起こっていた。

0926-7.jpg

 教員・生徒の代表は、「テクノロジーの力を活用したオンライン交流は、交流や学習の貴重な機会となり、中国文化を伝える素晴らしい舞台が構築された」と声を揃えていた。今回のイベントを通して、高校生らは言葉の魅力を実感し、外国語を学ぶことや国際交流への関心をさらに強めていた。そして、将来、中日両国の友好交流の懸け橋となり、中日文化交流の役に立つことができるようになりたいと語っていた。

 今回のイベントは青年を主体とし、友好をテーマに、若々しい力を活用して、友好の帆を掲げ、中日両国の青少年の相互理解と両校の友好感情が深まり、深セン市とつくば市が「共に友好都市を築く」ために、良い雰囲気が作り上げられた。

 深セン市とつくば市は1995年7月に友好交流都市となり、2004年6月に友好都市提携を結んだ。両市は長年、幹部の相互訪問、経済貿易、テクノロジーイノベーション、観光、文化・教育、人材育成、民間団体交流といった経済・社会の各分野にわたって交流を密接に行ってきた。

 今回のイベントは、両市が中日国交正常化50周年を記念して開催した第1回青少年オンライン交流イベントで、今後も中日文化や学校生活といった話題をめぐる一連の青少年オンライン交流イベント、Vlog募集イベントなどを通して、都市の魅力や物語を伝え合い、両市の市民、特に青少年が相互理解と親睦を深めることができるよう取り組むことを予定している。


-