深セン市計画と自然資源局の公式サイトは8月15日、深セン初の国家級海洋牧場モデルエリアの建設事項を公示した。大鵬湾海域にて海洋面積49ヘクタールを超える海洋を利用し、人工魚礁を建設する計画だと発表した。
写真:深セン特区報提供
公告によると、深セン市大鵬湾海域の国家級海洋牧場モデルエリアは2018年12月27日に許可された「国家級海洋牧場モデルエリア」第4弾であり、当プロジェクトに利用された海洋面積は49.0056ヘクタール、海洋利用期限は40年で計画されている。
同牧場は4年余りの準備を経て、2022年末に正式に建設し、大鵬湾海域に人工魚礁を投入する予定である。これは中国初のサンゴをテーマにした国家級海洋牧場モデルエリアとなる。
写真:深セン特区報提供
人工魚礁の投入、増殖・放流、漁業資源の養殖・保護、および希少絶滅危惧種の保護などの措置により、サンゴ、クロダイ、ハタ、ハモ、シケヤリイカ(Sepiella maindroni)などの水生生物の生息地と漁場環境が修復され、漁業個体群資源の増殖と生物多様性の維持が期待されている。