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一風変わったメーデー②「高空綱渡り」で春風を感じる
提供元:  中国網日本語版
発表時間: 2023-05-06 11:05

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 内蒙古(内モンゴル)の大草原で暮らすモンゴル族の少年から深セン経済特区の送電線保守員になった陳曦さん(28)は、深センで一家を構えた。今年のメーデー連休に妻と両親は旅行に出かけたが、陳さんは同僚と共に給電保証の最前線を守らなければならなかった。

 今年のメーデー連休中に深センで観光客が激増し、全社会の電力消費量も急増した。電力の安全で安定的な運行を保証するため、陳さんと同僚たちは街を歩き、山と谷を越え、さらにドローンを操縦し送電線の丁寧な巡回を行った。

 陳さんは2020年に天津大学の大学院を卒業後、南方電網深セン給電局に入社し、現場の送電線保守員になった。深センの各現場をめぐり給電保証任務を遂行し、深夜まで当直をすることも日常茶飯事だ。

 陳さんにとって最も印象深かったのは「高空綱渡り」のデビューだ。「足元は揺れる電線、目の前は数十メートルの高空と遠方の連山で、風が顔に吹き付ける。長く心の準備をし、先輩に励まされ、人生で最も長い道を一歩ずつ這い進んだ。今やもう怖くなくなり、遠方の山に吹く春風を楽しめるようになった」


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