深センには現在、施工中の都市間鉄道4路線と高速鉄道1路線がある。
そのうち、深大都市間鉄道の深セン空港から坪山までの区間は、全長約69kmであり、深セン市宝安空港T4ターミナルから、深セン市宝安区、龍華区、龍崗区と坪山区を経由し、集龍駅までつながっている。将来的には恵州市大亜湾まで延伸計画予定である。
写真:深セン交通、および深セン地下鉄提供
深恵(深セン―恵州)都市間鉄道の前海保税区から坪地区までの区間は、全長約58.7 kmであり、深セン市前保駅から深セン市坪地駅まで、途中には深セン市前海合作区、宝安区、南山区、龍華区、龍崗区、及び東莞市鳳崗鎮を経由している。
写真:深セン交通、および深セン地下鉄提供
穂莞深(広州-東莞-深セン)都市間鉄道の深セン空港から皇崗口岸までの区間は、全長約35.7 kmであり、すでに開通した穂深都市間鉄道の深セン空港駅から、宝安航城街道、西郷街道、新安街道、及び前海、南山、福田を経由し、皇崗口岸駅まで続いている。
深恵都市間鉄道の大鵬支線は龍崗区龍城駅から、大鵬新区新大駅までとなっており、途中龍崗区、坪山区、大鵬新区を縦断し、路線の全長は約39.4 kmである。
また、建設中の深センから深汕(深セン・汕尾)特別合作区までの高速鉄道は深センのハブ駅である西麗駅から、深セン羅湖、坪山などの行政区、及び恵州市を経由し、深汕特別合作区まで続いており、工事進行中の広汕(広州-汕尾)鉄道深汕駅まで導入されている。同路線は時速350キロとして設計され、新たに全長125.5 kmの本線を建設し、6駅が設置される予定である。
写真:深セン交通、および深セン地下鉄提供