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「香港―深セン―長沙」越境輸送高速ルートが開通
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2023-03-16 16:03

 3月2日午前5時、税関電子ロック済みの2731件の速達便が積載された広東・香港ナンバーのトラックが、深セン湾口岸(通関地)から自動チェックを受けたのち、入境しそのまま北へ向かい、湖南省長沙市黄花国際空港税関監督管理区に無事到着した。この際、税関でかかった時間はわずか40秒だった。

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写真:深セン衛星テレビ深視ニュース提供

 これにより、「越境輸送高速ルート」サービスは長沙空港口岸に開設され、「香港-深セン-長沙」間の越境輸送高速ルートが正式に開通された。

 「越境輸送高速ルート」とは、税関が衛星測位や電子ロック等の措置により、陸上口岸と境内における主管地との間で貨物に対する途中輸送の監督管理を実現し、正常な状況下での全自動通関を実現し、人工による施錠・解錠をシステムによるスマートチェックに替え、車両が24時間迅速かつ便利に通関することが可能となる。

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写真:深セン衛星テレビ深視ニュース提供

 「越境輸送高速ルート」モデルの最大の特徴は、便利で迅速な上に、安いことである。口岸で通関手続きをする必要がなく、輸送時間を5時間以上短縮できるほか、航空輸送に比べて、速達運賃が1キロ当たり6元~8元減少することができる。

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写真:深セン衛星テレビ深視ニュース提供

 「香港-深セン-長沙」間の「越境輸送高速ルート」は「湖南省の製品輸出」の新たなルートとなり、湖南省から香港への生鮮食品・農産物の持続的で、安定的かつ安全な供給をサポートするほか、湖南省の特色ある製品が陸路で香港に輸送されることで、直接国際市場への進出が可能となる。


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