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香港特区が無料航空券70万枚配布する「ハロー香港!」でPR
提供元:  人民網日本語版
発表時間: 2023-02-07 10:02

 観光・投資回復へキャンペーン「ハロー香港!」のオープニングイベントが2月2日、香港特別行政区で開かれ、世界各地の人々に向けて、「香港特区のカムバック」を宣言した。環球時報が報じた。

 一連のキャンペーンのうち、最も注目を集めているのが「無料航空券50万枚配布」だ。香港空港管理局の林天福(フレッド・ラム)最高経営責任者(CEO)は2日、「無料航空券50万枚は香港特区の航空会社3社が、海外市場に配布する。3社は各地の法律・法規に基づいてPRイベントを行い、抽選や1枚分の料金で2枚をゲットできる特典、ゲームなどのスタイルで配布する。海外からの観光客が家族や友人2-3人を伴って香港特区を訪問し、150万人以上の観光客をもたらすことを願っている。今後半年間の観光客の8-10%をそれら旅客が占める見込みだ」と語った。

 また、「航空券配布は3月1日から始まり、半年間続けられる。最初のターゲットは東南アジア、次は東北アジア、及び中国大陸部となる。その他、今年の夏には、香港特区や粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)の住民を対象に、8万枚の無料航空券を配布する予定で、合わせて70万枚以上の無料航空券が配布されることになるだろう」と説明した。

 李家超(ジョン・リー)行政長官は挨拶の際、「おそらく世界最大の観光客誘致イベントになるだろう。香港特区はすでに世界の舞台に戻って来た。そしてすでに中国大陸部や世界と足並みを揃えており、ビジネス環境やイベント開催といった面で、制限はなくなった」と語ったほか、普通話(標準中国語)と英語でPR動画を発表し、世界からの観光客を歓迎した。また、SNSの投稿でも、「今回の大型PRキャンペーンは、『大型イベントや貿易展示、国際レベルのイベント開催を通して観光客を呼び込む』、『海外や中国大陸部の人々に香港特区の物語をPRする』、『世界のビジネス界の大物や政治家、メディア機関の責任者、影響力のある人を招く』といった4つの分野にスポットを当てている」としている。


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