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「乙類乙管」実施初日、全国第1陣の入境旅客が順調に通関
提供元:  中国網日本語版
発表時間: 2023-01-10 09:01

 カナダ・トロント及びシンガポールを出発したCZ312便とZH9024便が8日0時17-23分頃、広州白雲国際空港と深セン宝安国際空港に着陸した。機内の入境旅客387人の全員が1時32分、順調に税関通関手続きを完了した。

 関連計画に基づき、新型コロナウイルス感染症は2023年1月8日より「乙類乙管」に調整され、検疫管理の感染症から外された。

 税関総署の兪建華所長は、「税関の各種最適化・調整活動を安定的に秩序正しく具体的に実施し、実施状況の追跡調査と動的評価を注視し、緊急処置能力を保ち、地方感染対策メカニズムに自発的に連絡し協力し、口岸感染対策を徹底し、口岸検疫防衛ラインをしっかり構築する」と述べた。

 1月8日より入境者全員のPCR検査を廃止する。入境人員は税関に、入境前48時間内のPCR検査結果を申告する。税関は健康申告が正常で、かつ口岸の一般的な検疫で異常が認められなかった入境人員の社会への進入を認める。健康申告に異常があった、もしくは発熱などの症状が確認された人員については、税関が抗原検査を行いその結果と通常の検査状況に基づき分類処置を行う。

 その一方で、口岸の新型コロナウイルス観測活動に取り組む。口岸検疫・検査で新型コロナウイルスの感染の疑いが確認された人員については咽頭ぬぐい液を採取しPCR検査を行う。PCR検査で陽性となった検体については、要求に基づき新型コロナウイルスゲノムシークエンシングを行い、新型コロナウイルスの変異状況をリアルタイムで追跡・把握する。


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