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深セン港、2022年コンテナ取扱量が3000万TEU突破
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2023-01-06 15:01

 深セン市交通運輸局は1月4日、初歩的な統計によると、2022年に深セン港のコンテナ取扱量が3000万TEUを突破し、過去最高を記録したと発表した。深セン港は上海、シンガポール、寧波舟山港に続き、世界で4番目に年間コンテナ取扱量が3000万TEUを突破した港となり、またコンテナ取扱量が10年連続で世界トップ4にランクインした。

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写真:深セン特区報提供

 昨年以来、深センは深セン港をハブ港とし、内河港を供給港とする広東・香港・マカオ大湾区(グレーターベイエリア)の複合港システムのカバー範囲を積極的に拡大し、主に以下の3つの措置を打ち出した。

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写真:深セン特区報提供

 第一に、深セン港の複合港システムの配置を強化し、海上での中継輸送を向上させることである。2022年に深セン港に複合港11港が追加され、累計26港の複合港が開通した。海上での中継輸送は735万TEUに達し、前年同期比2%増となった。

 第二に、内陸港システムを整備・構築し、海陸一貫輸送を向上させることが挙げられる。2022年に深セン港に新たに内陸港6港が追加され、累計13港の内陸港が開設し、計30本の海陸一貫輸送路線が運行されている。海陸一貫輸送は前年同期比3%増の約23万TEUに達した。

 第三に、「深セン・香港越境水路輸送高速ルート」を開通し、深セン・香港地区の越境輸送を全力で保障することだ。2022年2月19日に開通後、現時点で、深セン・香港地区越境輸送のコンテナ取扱量は累計144.62万TEU、輸送貨物は688.92万トンに達した。


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