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中国の「90後・00後」たちはどこで働きたいか?
提供元:  人民網日本語版
発表時間: 2023-02-07 09:02

 生活サービスプラットフォームの58同城と就職支援サイトの趕集直招は1月31日に2023年の就職調査報告を発表した。中国新聞網が伝えた。

 同報告によると、「90後(1990年代生まれ)」と「00後(2000年代生まれ)」は今や職場で中心的な役割を担うようになった。賃金の分布を見ると、1990-2004年生まれの労働者の平均月収は7304.7元(1元は約19.1円)で、「90後」は主に5001-8000元の範囲に、一方で、「00後」は主に3001-5000元の範囲にそれぞれ集中している。そのうち90-94年生まれの平均月収が最も高く9228.7元に達し、次は「95後(1995年から1999年生まれ)」の7021.3元だった。「00後」は5424.4元だった。ここから賃金レベルと仕事の経歴が正比例し、一般的に働いた時間が長いほど賃金も上がることがわかる。

 また同報告によると、賃金レベルの高さは職場のある都市と密接な関係があるとう。一線都市の平均月収は9688.9元で、そのうち深センは最も高く、1万元を超えて1万27.8元に達した。以下、上海、北京、広州と続いた。新一線都市の平均月収は6671.1元で、そのうち成都は最も高く8426.4元となり、次は長沙の8287.5元だった。

 仕事の満足度を見ると、同報告の調査に回答した人の57.0%が「今の仕事に満足している」と答え、「90後」は「非常に満足している」と「満足している」の割合が最も高かった。

 同報告の調査研究によると、春節(旧正月、2023年は1月22日)後には調査に回答した人の約80%が「今の仕事を続ける」とし、「今いる都市で別の仕事を探したい」は11.5%、一方で、「別の都市で仕事を探す計画がある」は6.1%だった。「00後」は今の仕事を続けるとした人の割合が最高で、春節後の安定性という点で「90後」を上回った。春節後に別の都市に行きたいとした人のうち、一線都市を選んだ人が38.7%に達した。そのうち北京が最高で24.2%、上海は2位で11.3%だった。新一線都市では南京を選んだ人が6.5%、その他の都市は石家荘が6.5%、南通が3.2%だった。


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