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明の宮廷用陶磁器が深セン博物館で展示
提供元:  Newsgd.com
発表時間: 2021-12-22 19:12

 12月17日、深セン博物館主催のもと、中国国家博物館、首都博物館などが共同で協力する「大明・宮陶-15世紀の明宮廷用陶磁器」展示会が深セン博物館古代芸術館で開催された。展示期間は来年4月10日までとなっている。

写真:深セン特区報提供

 15世紀は明の永楽、宣徳から弘治中興までの最盛期であった。景徳鎮御窯を核心とする宮廷陶磁器は礼制復興と文化復興の重要な役割を果たしており、中国の伝統的な政治マナーの重要な証拠物であるだけでなく、科学技術と文化芸術の代表でもある。また、海上シルクロードにおける文化と貿易交流の重要な証拠物でもある。

 当展示会は景徳鎮における考古発掘で発見された陶磁器の標本を中心に、処州龍泉官製陶磁器、禹州官製鈞陶磁器なども展示され、明の洪武から弘治までの時期をカバーしており、実に多種多様で、その職人技の巧みさを楽しめる。

 当展示会は斬新な視点を持ち、中国で初めて、宮廷マナー、政治活動、民族関係、外交貿易及び宮廷の風雅などの視点から、中国の宮廷陶磁器文化の深みと美的観念を解釈している。

住所:深セン博物館(深セン市福田区福中路市民センターA区)


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