空白の壁面に青々としたつる植物が「這いのぼり」、凍てついたマンホールの蓋がパンダの楽園になった……壁、マンホールの蓋、木の幹、道路の杭に描かれたこれらの絵の作者は「特別」な絵師だと知らないかもしれない。その絵師は深セン翠竹公園で警備員を務めている李平さんである。
翠竹公園は1996年より建設が始まり、2000年に正式に開園した。開園して長い時間が経過し、多くの設備施設が老朽化しているため、公園は経済的かつ実行しやすい方法で公園の細部からの環境改善を試みている。
そこで、当公園の園容部は屋外の落書きからインスピレーションを得て、美術の基礎的技術をマスターした李平さんを招待し、緑化が困難な壁面、マンホールの蓋、道路の杭、コンクリート杭などに絵を描いて美化を行った。
ここ2年間で、李平さんは翠竹公園、人民公園、園博園、蓮花山公園などで130余りの絵を描いている。
写真:深セン市都市管理・総合執法局、及び深セン市公園管理センター提供